【ゴルフコンペ】組み合わせの基本マナーを伝授!【組み合わせ表あり】

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【ゴルフコンペ】組み合わせの基本マナーを伝授!【組み合わせ表あり】

ゴルフコンペに参加したことはあっても、コンペの幹事を何度も経験している方は、あまり多くないかもしれません。

特に初めて幹事を任される場合は、まず何から手を付ければいいのか、どんな準備する必要があるのかわからないと思います。今回は、参加者が決まってから、最初に取り組むべき「コンペの組み合わせ」の決め方をご紹介します。

 誰と誰を組み合わせるか、誰を先に組むか工夫を凝らして決めることで、参加者の満足度が上がるだけでなく、コンペ自体もスムーズに進行できます。 ぜひ参考にしてみてください。

 

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「コンペの組み合わせ」ってなに?

ゴルフコンペの組み合わせとは、参加メンバーのうち、誰と誰が、どの順番でラウンドを回るか組み合わせることを指します。基本的には、 1組ごとに3~4人に振り分けます。 組み合わせが決まったら、表にまとめ、一覧にします。

組み合わせ表は、ゴルフ場にスケジュールを提出したり、参加者に伝えたりする際、重宝します。

 

同じ組メンバーの決め方ポイント

コンペの参加者を組み合わせる場合は、いくつかのポイントがあります。一緒にラウンドを回るメンバーや、順番によって、参加者の満足度は大きく左右されるため、ポイントを押さえて組むようにしましょう。

 

参加者の実力が均等になるように組む

組み合わせを決める際は、 事前に参加者の平均スコアなど、実力がわかるデータが確認できているとスムーズです。 あまりにもスコアにばらつきがあると、組ごとにペースが異なってしまい、プレーの進行に大きく遅れなどが生じる可能性が高くなります。

時間を超過すると、ゴルフ場に迷惑をかけてしまいます。また、パーティーの開始時間に遅れが出て、参加者から不満が出る可能性もあります。

事前に情報を収集しておき、各組のスコアが均等になるように組み合わせを考えましょう。

 

エチケットリーダーとスコア提出者を決める

各組に必ず一人は設置するべき「エチケットリーダー」。 プレーが滞りなく進むよう、メンバーに声かけをしたり、初心者をサポートしたりといった業務を行う、いわゆる組のリーダーです。 

「スコア提出者」は、プレー終了後に全員のスコアの間違いがないか確認し、提出するメンバー。この二役を兼ねて一人の方にお願いしても問題ありません。

お願いする場合は、経験豊富なプレーヤーに任せましょう。初心者は、ラウンドを回ることそのものや、コンペに参加したりといった経験も少なく、ただでさえ自分のプレーで手いっぱいのため、進行やスコアの確認などを任せるのは酷です。コンペ経験が多く、余裕を持って参加している中~上級者のプレーヤーにお願いすると、安心です。

 

また、組の中で最も地位の高い上司や、接待客にお願いするのも避けましょう。もしその組に任せられる中級者以上のメンバーがいない場合は、再度組み合わせを考え直すか、当日に伝えるのではなく、前もってお願いをしておきましょう。

 

幹事は何番目?重役は?順番の組み方ポイント

上記のポイントにならって、メンバー同士の配置を決めたら、どの組をどの順番で配置するかを考えます。

 

幹事はできる限り先頭に

幹事の経験があまりない方は、若手だったり、ゴルフ初心者の方だったりの可能性が高いですが、前方の組に入るように配置しましょう。無事にプレーが始まるとひと安心するかもしれませんが、幹事の役割はここで終わりではありません。その後のスコア集計やパーティーでも大事な役割を担っています。 全員がラウンドを終えたも快適に過ごせるよう、早々に身だしなみを整え、パーティーの準備に取り掛かりましょう。 

コンペでは、ニアピンやドラコンなどの企画を行うこともありますが、先頭の組で誰も気付かないでいると、旗を差さないままプレーがスタートしてしまうことも。幹事が先頭であれば、その心配も不要です。

幹事とともに補佐をする方がいる場合は、幹事は先頭、補佐が最後と役割を分けて回ると万一の際にスムーズです。

 

接待客や役職者は前方に

もし、コンペに社内の重役や取引先の方が参加する場合は、 前方に配置するのがベストです。 

コンペの参加者は、コースアウト後、パーティーに向けてシャワーや着替えをすることが多く、時間に余裕があるとうれしいもの。自由に過ごす時間が長いので、事前にパーティーの開始時間などを伝えておくと、スムーズです。

 

女性プレーヤーにも配慮を

性のプレーヤーは、男性と比べてシャワーや身支度に時間がかかります。 コンペの際、前方に組むようにすると、パーティーまでの時間に余裕があるため、喜ばれます。 

ホールアウト後、すぐにパーティーが開始されることもあり、最終組に入れるのは避けるのが無難です。

 

人数があふれた場合は?

コンペの参加人数次第では、組ごとにメンバー数が異なる場合もあります。その際は、少ない人数の組を後半に組むようにしてください。

理由は、 万が一遅刻者が出た場合、後方の組に入って参加してもらうため。 組ごとの人数があふれると、それだけラウンドにも時間がかかるので、当日の急なトラブルにも対処できるように組んでおくと安心です。

 

最終組には場慣れした実力者を

コンペ経験が豊富なベテランには、エチケットリーダーを任せると先述しましたが、もしそういった上級者の方が複数人いる場合は、最終組に集中させるのが理想です。先述した通り、最終組のメンバーは、プレーが終了次第、すぐにパーティーに参加する場合も多いため、場慣れしているプレーヤーを配置すると安心です。

また、最終組のプレーヤーが、ニアピンやドラコンなど旗を差したままホールアウトしてしまったというのも、よくある話。場慣れしたプレーヤーがいれば、そういったミスも少ないです。 実力者の中でも、特に気配り上手なプレーヤーは、最終組に配置しましょう。 

 

組み合わせを決めたら、次は何をする?

自分なりにルールに沿って組み合わせを決めた後に、やるべきことは以下の3つです。

・作成した組み合わせ表を、上司や前任の幹事に確認を回す

・テンプレートを使って表に見やすくまとめる

・ゴルフ場と参加者へ連絡する

 

作成した組み合わせ表を、上司や前任の幹事に確認を回す

組み合わせができた後は、 念のため前任の幹事や、コンペの鍵となる重役、上司などに確認をすると安心です。 

先述した通り、組み合わせのメンバーや順番で、参加者の満足度は大きく左右されます。取引先の関係性については、幹事よりも上司の方が詳しい場合や、前任の幹事から伝えられていないポイントなどがあるかもしれません。当日、スムーズに進行するために、この確認は怠らないようにしてください。

 

組み合わせ表の作成

重役や、前任の幹事へ最終確認が終わったら、参加者が見やすいよう、表に落とし込みます。組み合わせ表には、名前以外にも必要な情報を記入するとスムーズです。

 

組み合わせ表に記載する主な情報

・開催場所の名称・住所

・ゴルフ場の電話番号

・集合場所・時間

・コンペのスタート時間

・プレー代金

・パーティーや表彰式の有無

・キャンセルする場合のキャンセル料規定(何日前からかかるか、金額など)

・幹事の連絡先

 

またコンペ中のルールなども、表に記入しておくと参加者同士での齟齬がなくなります。6インチプレースは認められるのか、完全ホールアウトなのか、1グリップ以内なら問題ないのかなど、認識を統一しておくべき内容を記載しておきましょう。

 あらかじめ細かい規定を組み合わせ表に追記しておくことで、参加者から幹事への確認事項が減るため、結果的に余計なやりとりを減らせます。 

組み合わせ表のテンプレートは、こちらからダウンロードして使ってください。

 

ゴルフ場へ組み合わせを連絡する

表を作成したら、ゴルフコンペ開催日の一週間前を目安に、ゴルフ場へ組み合わせを伝えます。

一般的にはFAXやメールで連絡することが多いですが、 ゴルフ場によってはスケジュールが決まっている場合もあるため、前もって確認をしておきましょう。 表を作成する前に、ゴルフ場が指定した組み合わせ表があるかどうかも確認しておくと、無駄な作業を減らせます。

 

参加者に伝える

一週間から3日前には、決まった組み合わせを参加者にも案内しておきましょう。平日以外のラウンドは、キャンセル料が一週間前からかかることも多いため、開催案内状の中に記載して案内しましょう。

また、 コンペ当日も組み合わせ表を配るとより親切です。 

 

まとめ

今回は、コンペの鍵となる組み合わせについて紹介しました。 当日は自分自身もプレーを楽しむことを忘れずに。 

ポイントを押さえて組み合わせを作成し、参加者に楽しんでもらえるコンペを開催していきましょう。

 

 

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