ゴルフクラブの手入れグッズを紹介！長持ちさせるにはメンテナンスが重要

2020.10.23 ゴルフ用品・小物

ゴルフクラブは、性能の維持や長持ちさせるため、ラウンド後などに「お手入れ」が必要です。

ラウンド中は、クラブヘッドに芝や土が付着したり、グリップが汚れたり、雨の日なら濡れてしまうこともあります。ラウンド後、放置していると錆が出てしまうこともあり、いざ使おうとしたクラブが汚れていては気分も台無しで愛着も湧かないでしょう。

この記事では、初心者ゴルファーやこれからゴルフを始める人へ向け、ゴルフクラブの手入れの必要性や方法、おすすめのお手入れグッズなどを紹介します。

ゴルフクラブの手入れが必要な理由
ゴルフクラブの手入れに必要なグッズとは？
ゴルフの手入れに用意しておくと便利なもの
ゴルフクラブの基本的なお手入れ方法
- ヘッド
- グリップ
ゴルフの手入れおすすめグッズを紹介
ゴルフクラブ手入れグッズの口コミを紹介
- 良い口コミ
- 悪い口コミ
ゴルフクラブ手入れグッズ｜参考になる動画
- 【ギア情報】家庭でできる！ゴルフクラブのメンテナンス講座！
- 【ゆみちゃんのGolf Talk】ゴルフクラブお手入れ方法！グリップ、フェース、クラウンピカピカ♪
まとめ

ゴルフクラブの手入れが必要な理由

ゴルフクラブの手入れが必要な理由は、以下の3点です。

・クラブの性能や価値を保つため

・錆の影響を避けるため

・マナーを守るため

それぞれについて、次から詳しく説明します。

クラブの性能や価値を保つため

クラブのフェース面には、ボールを飛ばすための溝が配置されています。この溝に芝や土が入り込んだまま放置すると、スピン性能が低下し飛距離やコントロール性能に大きな影響が出てしまうのです。

また、グリップはゴムが使われているので傷みやすい素材と言えます。手の脂や水濡れを放置すると表面が劣化し、グリップが滑ったり、握りづらくなったりと、さまざまな影響があるのです。

そして、もっとも大切なのは愛着です。常にクラブを気にかけていると少しの汚れや変化に気づけます。自分にとって扱いやすい価値ある状態を保てるのです。

自分のゴルフクラブに愛着を持つことでスコアアップにもつながるかも！？

錆の影響を避けるため

特に、メッキ加工されていないウェッジなど、アイアンのクラブヘッドの種類によっては錆びやすく、ラウンド後にしっかり手入れしないとすぐに錆が発生するクラブもあります。錆びたままキャディバッグの中に放置すると、ほかのクラブへも錆が移ってしまうので十分に注意が必要です。

一度錆が発生すると拭き上げるだけでは再発します。また、拭くだけでは錆汚れは落ちません。そのため、錆は発生してから対処するのではなく、発生させないように気を遣いながら手入れをすることが重要です。

錆はクラブの寿命を縮めます。下取りする際も価値が下がってしまうので注意しましょう。

錆には気を付けましょう！

マナーを守るため

ゴルフの道具であるゴルフクラブのメンテナンスを行い、きれいな状態を保っておくことはマナーのひとつと言えます。

ヘッドが錆びたクラブや、グリップがボロボロのクラブをゴルフコースで見た同伴プレーヤーはどう感じるでしょうか。良い気分にはなりません。

また、キャディーさんに錆びついたクラブを触らせるのもマナーが良い行為とは言えません。錆は移ってしまいますし、洗っただけでは取れないニオイもあります。

このように、クラブの手入れを怠るのは、自分だけではなく他人への影響もあるので、十分に配慮すべきマナーなのです。

お手入れすることは、マナーにもつながるんですね！

ゴルフクラブの手入れに必要なグッズとは？

ここでは、ゴルフクラブの手入れに必要となる、具体的なグッズについて説明しましょう。

パーツクリーナー

パーツクリーナーは、一般的に工具や鉄製品など機械パーツを洗浄するものです。アイアンのヘッド部分の手入れに使用します。

フェース面やソールなど、アイアンヘッド全体の手入れに効果的です。油分を含んでいるのでスチールシャフトの汚れにも使用できます。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジは、洗剤を必要せずに磨けるスポンジです。軽く濡らすだけで使えて使い勝手が良いので、ゴルフクラブの手入れでも活躍します。

これも、アイアンヘッドの手入れに有効です。具体的には、メラミンスポンジでヘッド表面の汚れを落とし、溝の汚れを歯ブラシやつまようじで落とします。ドライバーのクラウン部などは塗装が剥がれるので使用は避けましょう。

液体コンパウンド

液体コンパウンドとは、粉状の研磨剤と薬剤をブレンドし液体にしたものです。車ボディのキズ消しなどに使用される研磨剤をイメージしてください。

クラブ手入れの具体的な使用目的は、テンプラしたときなどドライバークラウン部に付着するボール痕です。コンパウンドの粒子はかなり小粒なので、塗装をキズつけることなくボール痕を落とし磨けます。

ここでは液体コンパウンドとしていますが、自宅にペースト状のコンパウンドしか無い場合でも、同じように使い勝手が良いので利用可能です。

錆止めスプレー

錆の発生を止めるスプレーです。錆止めなので錆を落としてスプレーするのですが、実際には錆が一度発生した部分は再発するため、長期的な効果を感じられないケースもあります。

そのため、錆予防としても利用すべきスプレーと考えておきましょう。

クラブの手入れでの使用目的は、アイアンヘッドやスチールシャフトなどの錆止め処理です。具体的には、錆部分に目の細かい耐水ペーパーをかけ錆を落としスプレーします。

一度錆が出た箇所は再発するケースが多いので、定期的に確認、手入れをしましょう。

耐水ペーパー

耐水ペーパーは、水に濡らして使えるサンドペーパー（紙やすり）のことです。水に濡らして使うことで、摩擦熱やペーパーの目詰まり、削りクズの飛散を防げます。

おもに錆落としやキズ補修の下処理などに使用しますが、クラブにキズをつけることを避けるため、目の細かいペーパーから試すようにしましょう。

1枚から販売されていますが、いくつかの番手（目の細かさ）種類がセットになった商品もあります。

コーティング剤

コーティング剤とは、キズや汚れから守る目的で使うものです。艶出し効果などがあるので、見栄えも良くなります。

ガラスコーティングなど、クラウン部にピカピカの光沢をもたせるコーティング剤もあり、ドライバーの手入れが趣味になっているゴルファーも少なくありません。

また、飛距離アップが期待できるフェース面へのコーティング剤など、さまざまな種類があるのも特徴です。

ゴルフの手入れに用意しておくと便利なもの

ここでは、ゴルフクラブの手入れに用意しておくと便利なものを　紹介します。一般的な家庭にあるものばかりなので、用途などを参考にしてください。

キッチンペーパー

自宅にある普通のキッチンペーパーも、ゴルフクラブの手入れに使用できます。おもに、パーツクリーナーなど油が含まれたものを使ってクラブを拭く際や、水を拭き取るときなどに便利です。

キッチンペーパーは油分も水分も吸い取ってくれます。クラブの手入れにおいて使い勝手が良いアイテムなので準備しましょう。

布（マイクロファイバー）

マイクロファイバーの布は、非常に吸水性が高いのでクラブの手入れに最適です。ヘッドやシャフトの水洗い後の拭き取りや、グリップの汚れを落とした後の乾拭きなど、さまざまな用途で利用できます。

また、ラウンド中やラウンド後のクラブハウス前などで、サッとクラブの水濡れや汚れを拭き取れるので、錆や汚れの付着を未然に防ぐことにも有用です。

つまようじ

つまようじは、クラブヘッドのフェース面やシャフトとヘッドのつなぎ部など、溝や隙間の手入れに役立つアイテムです。

つまようじは柔らかい木製素材なので、フェース面など繊細な場所でもキズつけずに手入れできます。フェース面の溝に芝や土を詰まらせておくと、スピンの低下などショットに悪影響が出るので、つまようじを使って綺麗な状態を保ちましょう。

サランラップ

サランラップは、おもにグリップの保護を目的に利用できます。

具体的な使用例は、しばらく使う予定がないクラブのグリップをしっかり洗い、丁寧に水を拭き取り乾燥させてからサランラップを巻いて保管するなどです。

グリップはゴム素材がほとんどなので、手の脂など汚れたまま放置し空気にさらしてしまうと劣化の進行が早くなり、カサカサに乾燥したりボロボロと素材が剥がれたりするので、しっかりと保護してから保存しましょう。

ゴルフクラブの基本的なお手入れ方法

前段でも若干触れましたが、ここでは基本的なお手入れ方法の順序など、クラブの部位ごとに分けて具体的に紹介します。

ヘッド

ヘッドはアイアンとドライバーなどのウッドで手入れ方法が違います。

アイアン系

1.ヘッド全体の汚れを落とす

パーツクリーナーやメラミンスポンジなどで汚れを落とします。土の付着がある場合は水洗いして、しっかり水を拭き取ってから行いましょう。

2.フェース面の溝の汚れを落とす

つまようじやブラシなど柔らかいもので、芝や土など溝の汚れを落とします。

3.錆落とし、錆止め

錆があるなら、耐水ペーパーで錆を削り落とし、錆止めスプレーをします。削り錆クズが付着したままスプレーしてもすぐに錆が発生してしまうので、ペーパー後は錆くずを取り除いていからスプレーしましょう。また、ペーパーは目が細かいものから使用します。

ウッド系

1.ヘッド全体の汚れを落とす

水洗いでOKですが、しつこい汚れやボール痕などには液体コンパウンドを使用しましょう。メラミンスポンジはクラウン部の塗料が剥がれる可能性があるので、使用は避けるべきです。

2.フェース面の溝の汚れを落とす

つまようじなど柔らかいもので、芝や土など溝の汚れを落とします。

3.必要ならコーティングをする

繰り返しコーティングすることで層ができ、クラブをキズから守ってくれます。

グリップ

グリップは、水濡れや手の脂など、そのまま放置しておくと劣化を早めてしまいます。使用後は、毎回忘れずに手入れをしましょう。

1.洗剤で汚れを落とす

クラブハウス前などでは水洗いや乾拭きでもいいですが、自宅に帰ったら中性洗剤で洗うのも効果的です。

2.水を拭き取り乾燥させる

拭き取るだけではなく、壁に立てかけたり新聞紙の上に並べたりなど、十分に乾燥させましょう。

シャフト

シャフトの種類には、カーボンとスチールがあります。カーボンについては、汚れを抜き取り水洗いすることで、ほとんどの汚れは落とせます。しかし、スチールは錆が出たりもらったりするので、ラウンド後の手入れと定期的なチェックは必ず行いましょう。

錆が出た場合の手入れ

1.錆を落とす

耐水ペーパーで錆を削り落とします。

2.錆止めスプレー

削り錆クズが付着したままスプレーしてもすぐに錆をもらってしまうので注意しましょう。

3.定期的な錆チェック

1本の錆を放置しておくと、ほかのスチールシャフトにも移ってしまいます。しっかりチェックし錆を防ぎましょう。

また、錆はシャフトの強度を低下させます。ペーパーで落ちない錆がある場合は、交換するかメーカーやショップに相談することをおすすめします。

ゴルフの手入れおすすめグッズを紹介

ここからは、ゴルフクラブの手入れに便利なおすすめグッズをカテゴリ別に紹介します。