【プロ監修】アイアングリップの選び方と正しい握り方を徹底解説!

アイアン
【プロ監修】アイアングリップの選び方と正しい握り方を徹底解説!

アイアンは、飛距離よりも精度が重要です。アイアンの精度を上げるために、グリップは大切な要素となります。この記事では、アイアン系グリップの正しい握り方と選び方について、詳しく紹介していきます。

スコアを伸ばすために、ドライバーの飛距離ばかりを重視する人もいるでしょう。しかしアイアンの精度を上げることも、スコアメイクには欠かせません。この記事を参考にして、正しいグリップの握り方を身に付けましょう。
 アイアンと同じぐらいドライバーの悩みも解決したい方は必見!ドライバーおすすめ62選! 

【2020年最新版】おすすめドライバー62種を徹底解説!目的別の選び方

 とにかく上手くなりたい方はライザップゴルフのぺージを一度見てみてください!ゴルフ人生が大きく変わるかもしれません! 

【50分の無料レッスン体験実施中】分割払いで専任トレーナが約月1万円【ライザップゴルフ】

おすすめゴルフスクール6選

目次

グリップは弾道に大きく影響する重要ポイント

イメージ

グリップは、クラブとゴルファーが接する唯一の箇所です。
クラブを正しく握れていないとミスショットに直結するため、正しいグリップは上達のためには欠かせません。

グリップは右手と左手で握りますが、右打席の場合は特に左手の握り方が重要です。左手をスクエアに握ると弾道はストレートになり、ストロング気味に握るとフック系、ウィーク気味に握るとスライス系の弾道になります。

加えて、グリップは素材や太さ・重さなどの違いでも、飛距離や弾道に大きく影響を及ぼします。グリップが合わないと感じたら、交換も検討してみるべきでしょう。

1カ月に2度ほどラウンドしている場合、グリップは一般的には1年に1度交換すると良いといわれます。劣化がないか常に確認し、必要であれば新しいものに交換していくことが、スコアアップだけでなく、ケガの予防にも欠かせないポイントです。

アイアン系グリップの握り方のポイントは?

イメージ

安定して良いショットを打つためには、正しいグリップで握ることが大切です。それでは、グリップを握るときには具体的にどの部分に注意すると良いのでしょうか。ここでは、アイアングリップの握り方や握る位置について、ポイントを詳しく紹介していきます。

アイアン系グリップを握る位置はロゴとバックラインを確認

イメージ

アイアンのグリップに改めて注目してみると、ロゴマークやバックライン・模様などが目に入ります。

グリップを握るときに、それらを目印にすると正しい位置が身に付きます。その中でも、目印として分かりやすいのはロゴマークとバックラインです。

ゴルフメーカーは、握る正面にロゴマークを配置しています。そのため、ロゴマークが正面に見えるように、親指の中心にロゴの右側がくるように握れば、握る位置が把握できます。

バックラインとは、グリップの後ろ側のわずかに膨らんでいるラインの部分を指すもので、ロゴマークの反対側についています。ロゴと反対側にバックラインがついているグリップであれば、握る位置はより分かりやすくなるでしょう。
バックラインがあれば、フェースの向きが確認しやすくなり、突起が指に引っかかってグリップも安定するからです。

アイアン系グリップの左手の位置は3つのパートから選ぶ

イメージ

グリップを握る際に、左手のポジションは大きく3タイプに分かれます。ここで、それぞれについて紹介していきます。

  • フィンガー

左手の指を使い、包むように握るグリップをいいます。

指を使うため、手と一体化したスイングができる点が特徴です。その反面、手首を返しやすいグリップでもあるため、力んでしまうとフックの原因になってしまいます。

  • セミフィンガー

指の付け根で握ります。フィンガーグリップとパームグリップの中間の握り方ともいえます。

フィンガーやパームのデメリットを感じにくい握りやすいスタイルです。

  • パーム

手のひら全体を使って握るグリップです。

手のひらを使うため、グリップが安定しやすくなります。パームグリップは方向性が安定しやすいですが、手首を返ししづらいグリップでもあるため、大きな飛距離は出しづらいというデメリットもあります。

3つの握り方は、どれも一長一短あって正解はありません。実際に握ってみて、自分に最も合ったグリップで握るようにしましょう。

左手のアイアン系グリップ3種類

イメージ

アイアンを握るとき、出やすい球筋はグリップによって変わります。ここでは、左手のアイアン系グリップを3種類紹介します。自分に合った握り方を見つけましょう。

左手のアイアン系グリップその1.ストレートが出やすいスクウェアグリップ

正しいスクエアグリップの握り方

指の付け根にある、出っ張った部分のことをナックルと呼びます。
アドレスで構えたときに、左手のナックルが2つ見えている状態が「スクウェアグリップ」です。

スクウェアグリップは基準の形ともいわれ、美しいスイングフォームを身に付けるには最適な握り方です。

しかし、どのグリップが良いかは個人差があるため、一概にどれが正解とはは言えません。ただしスクウェアグリップが正しく身に付けば、ボールも飛びやすくなり、ストレートボールが打ちやすくなります。

 

左手のアイアン系グリップその2.飛ばせるストロンググリップ

別名フックグリップと呼ばれる「ストロンググリップ」は、構えたときに左手のナックルが3つほど見えている状態で握ります。

ボールがつかまってフック回転がしやすくなるため、スライスや飛距離に悩むゴルファーに効果的なグリップです。

ただし、フェースを閉じた状態でインパクトを迎えやすいため、真っすぐ左へと飛んでいく「引っかけ」や、左に急激に曲がっていく「チーピン」などのミスショットが起きやすくなります。
また球を捕まえやすいため、過剰にアームローテーションが行われフックの傾向が強く出すぎてしまうこともあるため、注意しましょう。

動画も参考にしてください

 

左手のアイアン系グリップその3.フェードボールが打ちやすいウィークグリップ

ナックルが1つほど見える状態で握る「ウィークグリップ」は、ボールが捕まりにくくスライスも出やすくなるため、フックで悩む人には効果的なグリップです。
ウィークグリップはフェースが開いた状態で構えるため、インパクトでもフェースが自然に右を向きます。

一見、スライスとは逆方向のドローボールは打ちにくいように感じるかもしれませんが、左向きのアームローテーションでボールを包み込むようにインパクトすることで、打球が落ちる直前に少し左へと曲がるドローボールを打つこともできます。参考動画もご覧ください(0:14~)

 

アイアン系グリップを握る時の親指の位置は?

イメージ

左手親指にも「ショートサム」「ロングサム」と呼ばれるグリップのスタイルがあります。スイングや球筋に影響するそれぞれの形について紹介します。

アイアンのスイングのぶれや余分な動きを抑えるロングサム

正しいロングサムの方法

ロングサムは、シャフトに沿うようにして左手の親指全体を長く伸ばしながらシャフトを抑えて握る方法です。

このように握ると、アドレスの際に手元の位置が下がる「ハンドダウン」になり、体の動きが制限されてクラブの操作性も悪くなります。
細かい動きができなくなる反面、スイングの際にぶれや余分な動きを抑える効果があり、ミスショットの曲がり幅を抑えることが出来るでしょう。

また、手とクラブの一体感が増すため飛距離アップも期待できます。
ジャンボ尾崎選手が採用していたことでも知られていますが、現代ではロングサムで握るゴルファーは減少しています。

アイアンの操作性を高めるショートサム

正しいショートサムの方法

ゴルファーが採用しがちな「ショートサム」は、左手の親指を縮めた状態で握るもので、親指の第一関節よりも上の部分を使ってシャフトを抑える握り方です。

左手の親指に加えて、中指と人差し指も使いながらグリップを握るため、スイングの際に手首を使いやすくなり操作性が上がります。方向性を高めたり、パワー不足を補ったりしたい人に向いています、

しかし、ハンドアップになってフェースが開きやすくなり、スライスなどのミスも起きやすくなるので注意が必要です。

グリップの握り方3種

左手のみならず、右手の握り方もおろそかにはできません。右手でグリップを握る方法は、大きく分けると3種類あります。ここでは、それぞれの握り方について紹介していきます。

本来の右手の役割、右手の使い方についてはこちらの動画をご覧ください。

 

リップの握り方1. 無駄な動きをしづらいオーバーラッピング

正しいオーバーラッピングの方法

多くのプロも採用する基本的なグリップ「オーバーラッピング」は、握っている左手の中指と人差し指の間に右手の小指を乗せて握ります。

右打席の人にとって利き腕である右手が抑えられて左手主導になり、右手の力みやいたずらを抑えられる点が、この握り方の特徴です。筋力に自信のある人や、フックで悩んでいる人におすすめです。

加えて左側にタメができるため、飛距離も稼ぎやすくなります。
ただし、右手の力が使えない分、筋力のない人には不向きなうえ、指が短い場合にも、握りづらさを感じる可能性があります。

動画では握り方の悪い例も説明しています。ぜひ参考にしてください。(0:52~)

 

グリップの握り方その2. 操作性が高いインターロッキング

正しいインターロッキングの方法

オーバーラッピングよりも右手の力を使いやすい「インターロッキング」は、握っている左手の人差し指と中指の間に、右手の小指を絡めて握ります。

そのため、スイングでアームローテーションがしやすくなり、スライスが起きにくくなる効果が期待できます。スライサーは、インターロッキングを一度試してみる価値はあるでしょう。

また、指を絡めているので左手と右手に一体感が生まれるので、余計な力は必要ありません。力があまりない人や女性、年配の人もスイングしやすいうえに、指が短い人も握りやすく感じるでしょう。

グリップの握り方3.握りやすいテンフィンガー

正しいテンフィンガーの方法

テンフィンガーは野球のバットと同じように持つため、別名「ベースボールグリップ」とも呼ばれています。

10本の指を全て使って握るため、初心者でも力を伝えやすい点がテンフィンガーの特長です。また、どちらの手を主導にしても握りやすくなる効果もあります。

しかしプロで採用している人は少ない特殊なグリップのため、スイングに癖ができるリスクがあります。オーバーラッピングやインターロッキングを試したうえで、両方ともしっくりこない場合に採用を検討するくらいの感覚で捉えておくと良いでしょう。

 

アイアン系グリップの適切な長さと握る際の強さとは

イメージ

グリップは、握り方以外に、長さや握る強さにも注意する必要があります。ここでは、グリップを握る際の適切な長さや握る強さについて紹介します。

アイアン系グリップを握る長さはメリットで決める

グリップは握る長さによってメリット・デメリットが存在します。

短く持つと打球の操作性が上がるうえ、打球の弾道が低くなり、ライナー性の打球が出やすくなる魅力があります。

その反面、飛距離はあまり望めません。ただし、仮にその人にとって長めの握り方が合っていなかった場合、短く握ることで適正になると、飛距離が上がるケースもあります。

グリップは1インチ長く持った場合、一般的に飛距離が5ヤード前後伸びると考えられています。しかし打球は曲がりやすくなるうえ、打球のコントロールは低下します。

このようにそれぞれに長所・短所があるため、自分が欲しいメリットを軸に握る長さを決めると良いでしょう。

こちらの参考動画もご覧ください。

 

グリップはクラブ別に変える必要はない

クラブが変わったとき、グリップの握り方も変えるべきでしょうか。
手段としては、全て同じ握り方にする方法と、クラブに合わせて変える方法があります。

仮にグリップをクラブごとに変える場合、ショットの幅が広がりますが、相当の技術力と経験を要します。
そのため一般のゴルファーは、クラブ別にグリップを変える方法はおすすめできません。

スイングが崩れてしまわないように、全てのクラブで同じように握ることを心がけましょう。

アイアン系グリップのプレッシャーは強すぎても弱すぎてもNG

グリップの正しいプレッシャー

グリップは、両手の指全てを同じ強さで握るのが理想です。
しかし、例えば右利きの人なら利き手ではない左手の中指・薬指・小指の力が弱くなりがちで、右手に力が入りすぎると打球は左に曲がりやすくなります。逆に左手に力が入りすぎた場合は手元が先行してしまい右に曲がりやすくなってしまいます。
従って10本の指で均等に力を入れて持つためには、弱くなりがちな箇所を特に意識して握る必要があります。

かといって、力いっぱい握ると、スムーズなスイングを妨げる原因になるため厳禁です。
ヘッドやシャフトなどがスムーズに動くためには、男性であれば握力の10分の3程度、女性であれば10分の5程度の力で握るのが理想的でしょう。

アイアン系グリップの選び方

イメージ

アイアン系のグリップを選ぶ際には、素材の硬度、重さや太さ、バックライン、カラーなどがポイントです。ここでは、それぞれの特徴と選び方について紹介します。

グリップは自分の力感や触れた時のフィーリングで選ぶ

イメージ

アイアン系グリップは、硬さや素材によってそれぞれ特徴があります。以下の各特徴について説明します。

硬いグリップの特徴

硬いグリップはクラブシャフトがねじれにくいため、グリップをしっかりと握るタイプの人に向いています。

ソフトグリップの特徴

ねじれが多く、摩擦係数の高いグリップです。握力を必要としないため、握力の少ないプレーヤーや女性に向いています。

強く握る人がソフトグリップを使用すると、ヘッドがかぶりすぎてしまい、フックの原因になってしまうため注意が必要です。

ラバークリップの特徴

ラバー素材を使ったグリップは、柔らかい握り心地と、吸い付くようなフィット感が特長です。
晴れた日には摩擦係数も高くなり、握る際に余計な力を必要としません。反面、雨天時や湿度の高い日には滑りやすくなります。
従って手汗をかきやすい人の場合は滑りやすさを感じやすいため、避けた方が無難です

コードグリップの特徴

ラバーグリップに糸を練り込んでいるため、全体的に硬く、雨の日や湿度の高い日でも滑りにくいのが特徴です。

手汗をよくかく人にも向いていますが、柔らかさがない分パワーが必要です。そのため、手の皮が厚い人や、手の大きな男性に向いたグリップといえます。

グリップの太さは操作性か安定性で選ぶ

イメージ

グリップのサイズ表記は、グリップの内側を確認しましょう。

男性用の「M」、女性用の「L」を表すアルファベット表記と、「58・60・62」といった数字がグリップの内径です。

外径は統一されているため、数字が小さいほど肉厚で太くなります。バランスが同じクラブを振ったとき、太いグリップでは軽く感じられ、細いグリップでは重量感を得る効果があります。

太いグリップはコッキングしづらく、ヘッドが走りにくくなりますが、余計な動きを抑える効果が期待できるとともに、ミート率が向上し、方向性が安定するメリットもあります。フックで悩んでいる場合にも、太いグリップは効果的でしょう。

細いグリップは手首が動かしやすくなるため、インパクトの際にボールに力を伝えやすくなります。
自然なリストターンができるため、飛距離の向上に効果的です。またスライスに悩んでいるゴルファーも、細いグリップを選ぶと良いでしょう。

アイアン系グリップの重さは操作性か飛距離で選ぶ

イメージ

軽量のグリップを選ぶと、ヘッドが返りやすくなります。そのため、力がない人でも飛距離アップが期待できます。

しかし、軽量のグリップは操作性が悪くなる傾向があるので注意しましょう。一方で重いグリップを選ぶと、ヘッドが走りにくくなる分飛距離は期待できなくなりますが、操作性は安定するのでミスショットを軽減できるでしょう。

グリップの重さが変化するとクラブの振り心地や全体のバランスまで影響するため、 自分に合った重さを慎重に選びましょう

アイアン系グリップのバックラインの有無はスイングのクセで選ぶ

イメージ

グリップにバックラインがあると、グリップの裏側の盛り上がった部分を使ってフェースラインの向きが確認しやすくなります。

従って、インパクトの際にフェースが開いてしまうといった場合、バックラインのあるグリップを選ぶと、ショットでのフェースの向きが確認できておすすめです。また、テープの下巻きであっても、バックラインを入れることが可能です。

特にドライバーやアイアンなど、比較的遠距離を狙いたいショットでは、グリップの握り方でも再現性の高さが求められます。

そこで、バックラインのあるグリップを使用し握り方にクセが出ていないかを確認し、ミスショットを未然に防ぐこともできるうえ、ミスショットを抑えることも可能です。

一方でバックラインのないグリップは、ウェッジなどで短い距離を狙うとき、ショットによってフェースの向きを変えるなどテクニックを駆使したい場面に向いています。

ロブショットやランニングアプローチなどグリップの向きを変えて握るテクニックを多用する場合は、バックラインなしの選択も有効です

アイアン系グリップのカラーは自分好みにカスタマイズ

イメージ

以前は色も限られていたグリップですが、鮮やかな色を使ったものが増えてきて、カラーも楽しめる時代になりました。

これまでの定番だったブラックに加えて、蛍光色や中間色など、メーカーによって多くの色が揃っています。色の選択肢が多くなったため、好みの色を選ぶ楽しみが増えるとともに、アイテムで自分らしさを表現できるので、色にもこだわってみましょう。

また、キャディーバッグやウェアの色に合わせてコーディネートを考えたり、アイアンの番手ごとに色を変えたりして、自分流に組み合わせてみるのも、ゴルフの楽しみ方の1つです。

ゴルフのスコアアップのために技術力や飛距離を向上させることも大切な要素ではありますが、キャディーバッグやウェア・グリップに至るまでこだわることで、ゴルフの新たな楽しみ方を見出せます。

他の人とは違ったカスタマイズで、遊び心を加えてみましょう。

グリップのメンテナンスと交換頻度は?

イメージ

長く使用すれば、グリップも傷んだり劣化したりします。また、メンテナンスが十分でないと寿命も短くなり、交換の時期も早くなります。ここでは、グリップのメンテナンスと交換の頻度について説明します。

アイアン系グリップはこまめに手入れすると長持ちする

定期的にメンテナンスを行えば、グリップの寿命を延ばせます。

具体的には、使用後に柔らかい布などを使って拭き上げると良いでしょう。雨の日など、使ったあとに長期間濡れたままで放置すると劣化が進んでしまうため、完全に乾いてからゴルフバッグに収納します。

長時間使用した後はほこりや汗などが付いているので、自動車のタイヤ用スプレーなどを使用して、十分に汚れを落としましょう。

メンテナンスをおろそかにすると滑りやすくなり、ミスショットの原因になるだけではなく、強く握ることにより肘や手首の故障の原因にもなります。

汚れが溜まりやすい部分ですから、日頃からこまめに掃除をしておくことをおすすめします。

アイアン系グリップは使用頻度に合わせた交換を

クラブの使用頻度によって異なりますが、消耗品のグリップは、定期的な交換が必要です。

たとえば、使用していてグリップ力の低下を感じたり、グリップが明らかにすり減ってツルツルになっていたり、穴が開いていたりする場合もグリップの機能が果たせていない状態です。

このように、少しでもグリップ力の低下を感じたら交換どきです。

グリップの交換を自分で行うためには、グリップ交換溶液やカッター・両面テープなどが必要です。
自分での交換を考えているのであれば、交換の時期になる前に交換キットを買い揃えておくと安心できます。

アイアン系のグリップ交換はショップへの依頼がおすすめ

イメージ

市販のグリップの交換キットもあるので、自分でも行えます。

しかし、器具を揃えるにはそれなりの費用がかかるうえ、交換する労力も必要です。また、グリップのバックラインなども精密に取り付けないと能力は発揮されません。そのため、交換はショップや工房に依頼する方がおすすめです。

普段利用しているゴルフショップでも、基本的にグリップの交換は可能です。クラブやグリップの状態などによって変わりますが、交換時間の目安は1本につき5分~10分ほどでしょう。

料金は、1本につき税抜で200円~500円程度です。実際の料金や値段は、普段利用しているショップで聞いてみましょう。

おすすめの人気アイアン系グリップベスト3

グリップには、さまざまな種類があり、どれを選べばいいのか悩んでしまう場合もあるでしょう。ここでは、おすすめの人気アイアン系グリップを3つ紹介します。それぞれの機能を確認して、グリップ選びの際に参考にしましょう。

人気アイアン系グリップその1.GOLFPRIDE ND マルチコンパウンドMCC バックライン無

2014年には、世界4大メジャートーナメントにおいて使用率が第2位になった、ゴルフプライドでも人気の「MCCシリーズ」です。

グローブを装着した左手で握るグリップエンドの部分には、滑りにくいベルベットコードを使用、ホールド感を高めています。
その一方で、素手の右手で握るシャフト部分には、握り心地が良く柔らかなラバーの素材を使用した、ハイブリッド型のグリップです。

異なる性質を持つ素材を併用することで全天候に対応、かつ滑りにくさを追求している点も特徴です。

ミート率の向上も期待できるので、飛距離を伸ばしたいときや、ショットの安定性を求める場合に試してみたいグリップです。

人気アイアン系グリップその2.IOMIC Black ARMOR Sticky Evolution 2.3

左手があたる部分には「Sticky」ブランドのグリップ力を実現し、右手で握る部分には「Evolution」ブランドの柔らかい握り心地を実現した、ハイブリッド型のグリップです。

グリップは、平均的なものよりもやや太めに設計されており、ミート率の向上や安定した方向性が期待できます。

高比重の素材を使用しているため、カウンターバランスが整い、ねじれもおさまるでしょう。定評のある高いグリップ力で、スイングがしやすなり、安定したショットが打てるようになります。

今までのグリップでは思い通りにスイングができない人に、一度試してもらいたいグリップです。また、価格帯も比較的手頃で人気が高いうえに、耐久面での評価も高い製品といえます。

人気アイアン系グリップその3.ゴルフプライド ツアーベルベット ラバー 360

ゴルフプライドの定番アイテムとして知られる、人気モデルです。

可変式のドライバーやフェアウェイウッド・アイアンなどのハイブリッドクラブ用に設計されたこちらは、人気のツアーベルベットラバーのビジュアルと性能を受け継ぐとともに、全体にスリップ防止表面パターンを盛り込んでいる点が特徴です。

また、シャフトの角度や向きに関わらず、両端のダブルダッシュのリングによって統一した外観も魅力です。
バックラインや目印はないものの、統一感のある外観がそれを補っています。また、コストパフォーマンスの良さも売りの1つで、まとめ買いにも向いている商品といえるでしょう。

グリップにこだわって、ゴルフを楽しもう!

イメージ

握り方や力の入れ具合などといった技術的な面に加えて、製品の特徴や選び方までグリップにこだわるとゴルフが一層楽しくなります。
グリップにはさまざまな機能があり、ゴルフのスコアアップにも役立ちますが、色合いやコーディネートにこだわっても楽しめるでしょう。

グリップに目を向けて、今までとはまた一味違ったゴルフの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

 アイアンと同じぐらいドライバーの悩みも解決したい方は必見!ドライバーおすすめ62選! 

【2020年最新版】おすすめドライバー62種を徹底解説!目的別の選び方

 とにかく上手くなりたい方はライザップゴルフのぺージを一度見てみてください!ゴルフ人生が大きく変わるかもしれません! 

【50分の無料レッスン体験実施中】分割払いで専任トレーナが約月1万円【ライザップゴルフ】

おすすめゴルフスクール6選

この記事を監修したプロゴルファー

樋口 健太郎

樋口 健太郎

1991年10月2日、京都生まれ。父の勧めで小学校低学年から地元のゴルフスクールに通い始める。スポーツ推薦で千葉学芸高校から立命館大学へ進学。7年間体育会ゴルフ部でゴルフの技術とゴルフを通した人格形成を学ぶ。2016年、PGAプロテストに合格し、現在は出場権のある試合に出場し、並行してコースデビューからアスリートゴルファーまで幅広いレベルのゴルファーにレッスンを行なっている。大切にしていることは、まずはゴルフを楽しむこと。レッスンの面では確率やデータ、試合での経験に基づき、効率よくスコアアップのお手伝いをすること。

■使用クラブ
ドライバー テーラーメイドM4
FW キャロウェイ XR
UT AKIRA 21° 18°
アイアン AKIRA KS301
52°58° AKIRA 8シリーズ
パター スコッティキャメロン
使用ボール スリクソン zstarXV

この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!

関連記事

おすすめゴルフスクール6選