【プロ監修】ドライバーのドローの打ち方!原因、対策、ドリル付き

ドライバー

「ドローボールで飛距離を伸ばしたい」「フェアウェイが広いホールでボールを転がしたい」――ゴルファーなら、ドローボールをマスターして、距離を稼ぎたいですよね。しかし、自分の持ち球にないためにチャレンジしないゴルファーも少なくありません。
ドローボールの仕組みを理解して練習すれば、誰でも打てるようになります。この記事では、ドローボールとはどのようなものなのかに触れたうえで、ドライバーでドローボールを打つ方法を紹介します。

また、基本的なドローボールを解説している動画ドリルも紹介しているので、是非ご覧ください。
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ドローボールとはどのような意味?

いまさら紹介する必要はないとの声も聞こえてきそうですが、実はドローボールには定義がありません。

この記事で訴求するドローボールは、インパクト直後から直線的に飛び、落下する直前で緩やかに曲がるボールをドローボールとして紹介します。

ドローボールとは「右方向への打ち出し+フック」の組み合わせ

ドローボールは、右向にボールが打ち出され、緩やかにフックして戻ってくる弾道を描きます。

スイングは、

①インパクト時にフェース面は目標にスクエアか、ややオープン
②軌道はそのフェース面よりもインサイド軌道

この2点がドローボールを打つのに必要不可欠な要素です。

①から解説すると、ボールの出球は基本フェース面に依存します。

その影響は以下の通り。

  • ドライバーで85%

ドローボールはインパクト時にフェース面がターゲットに対してスクエアかややオープンでなければ、出球は真っすぐから、やや右目には打ち出されません。

そして②の軌道について「フェース面が目標より開いていてはフック回転のボールは打てないのではないか?」と疑問を持つ方も多いと思います。しかし、フェースが開いていてもその開いている角度より、軌道が更にインサイドから入ることによりフック回転のボールを打てることが、テクノロジーの進化により証明されました。

従って、目標に対してはフェースが開いていても、軌道に対しては閉じている状態ならばフック回転がかかるということです。

ドローボールとスライスボールの違い

スライスボールはドローボールとまったく関係ない弾道のようにイメージしがちですが、ドローボールを打つためにはスライスの特徴も抑えておくことが重要です。

ここでは、スライスボールの特性を理解し、ドローボールとはどのような弾道なのかを説明します。

スライスは右方向に大きく弧を描いて飛んでいく弾道

ドライバーショットのスライスに悩まされているゴルファーも少なくはありません。

スライスの特徴は、右方向に大きく弧を描いて飛んでいく弾道です。そのため、コースから大きくボールが外れしまうこともある弾道なので、ゴルファーの悩みのひとつと言えます。

以下の点が、スライスの主な原因です。
スライスは、インパクト時に軌道に対してフェースが過度に開く現象によって発生しますが、よくある原因としては以下の点が考えられます。

  • グリップと腕に過度に力が入り過ぎる為、インパクトでフェースが開いている
  • 切り返しを上半身から行う為、軌道がアウトサイドインになっている
  • アドレスで肩、腰、膝がターゲットに対してオープンになり、軌道がアウトサイドインになっている
  • グリップがウィークグリップで、フェース面が開きやすくなっている
  • バックスイング時にフェースが開いている

上の原因が重なり、ボールに時計回りの回転がかり右に大きく曲がってしまいます。つまり、ドローボールとは反対方向に曲がるボールです。

下記ドライバーのスライスで悩んでいる方は要チェック!

【プロ監修】ドライバーのスライスの原因は?直し方を徹底解説

ボールが左に傾いて回転すればドローボールになる

ドローボールを打つなら、右に傾いて回転するボールを左に傾いて回転させればいいのです。

スライスの原因が理解できればドローボールの打ち方も、簡単に考えることができます。

  • スイング軌道:アウトサイドインを、インサイドアウト、もしくはインサイドインにする
  • フェースの向き:フェースを軌道よりも閉じてインパクトする

上記の2点を意識することで、理論上は右に傾いて回転していたボールが左に傾いて回転することで、スライスボールがドローボールになります。

頭で理解していても、実際には練習を重ねなくては打てません。
ドローボールを打つためのインサイド軌道の練習が、スライス改善の練習にもなるのです。

ドライバーでドローボールを打つメリット、デメリット

打てるようになったら一人前と言われるほど、ドローボールはゴルファーなら誰もが打ちたい弾道です。
狙ってボールを曲げることができると、さらにゴルフが楽しくなりスコアアップも期待できます。

ここでは、ドローボールを打つメリットとデメリットを紹介しましょう。

ドローボールは飛距離が稼げる<メリット>

ドローボールは飛距離が稼げます。ドローボールはスライスボールに比べて、バックスピン量が少ない弾道です。そのため、キャリーしたあともフェアウェイ上をランしやすいボールになります。

今まで3オンしていたホールでも、セカンドショットでグリーンを狙えるようになるので、スコアにも当然いい影響があります。

ドローボールは風の影響を受けにくい<メリット>

ドローボールは、スライスボールに比べて風の影響を受けにくい弾道です。
バックスピン量が減少するので、向い風に対しての影響がスライスボールよりも少なくなります。

一方、スライスはバックスピン量が多いため、アゲンストに対しての影響が大きく、飛距離のロスにも繋がります。

バックスピン量の少ないフェードボールを打てるなら問題ありませんが、バックスピン量の多いスライスが持ち球のプレイヤーは、ドローボールのマスターは大きな武器になるでしょう。

ドローボールの飛距離の出やすさが仇になる場合がある<デメリット>

ドローボールは飛距離の出るボールのため、セカンドショットなどで左へ曲がり過ぎた場合、グリーンの左奥に行くことが多くなります。その場合、下りの難しいアプローチが残ることが多くなり、ピンに寄せることが難しくなります。

スライスの場合、飛ばないミスのケースが多く、狙っていた箇所に届かないという事が多いですが、ドローボールになると飛び過ぎるミスも出てくるため、それまでのコースマネジメントの変更が求められます。

ドローボールを打つコツ

ドローボールの打ち方の理屈はわかっていても、なかなかうまく打てないゴルファーも少なくありません。どのようなことを意識して打つべきなのでしょうか。

ここでは、ドローボールを打つコツを紹介します。

クローズスタンスでドローボールを打つ

右足を若干後ろに引くクローズスタンスでドローボールが打ちやすくなります。目安は、10〜15cm程度引くイメージをしましょう。

ドローはボールをつかまえて打ちますが、クローズスタンスで構えると、肩や胸もターゲットから利き手方向にズレてしまうことがあります。両肩を意識してしっかりと、ターゲットと平行になるように構えましょう。もちろん、フェース面もスクエアに構えます。動画も参考にしてください。

<ポイント>

  • クローズスタンスでアドレスを取る。右足を10〜15cmくらい引く
  • 体とフェース面はターゲット方向へスクエアに構える

ドローボールの手元はストロンググリップ

握り方はストロンググリップにします。ストロンググリップ自体がフックグリップと呼ばれているくらいなので、同じ方向に曲がるドローが打ちやすくなる握り方です。

左手をかぶせ気味に握る分、左手の半時計回り方向への回旋角度が大きくなり、その分フェースが左に向きやすくなります。
それにより、最初に説明したドローボールを打つ条件のひとつ「フェースの向きはスイング軌道に対して若干閉じる」が可能になるのです。

ストロンググリップの握り方は、先ず指で握ることが重要です。指で握り、余った掌は上に乗せ隙間なく握りましょう。そして、アドレスのとき上から自分のグリップを見て確認します。確認ポイントは、左手のこぶしの山は3個以上見えていること、左右それぞれの親指と人差し指を締めたときにできるV字が右肩を指していることです。

<ポイント>

  • フックグリップと呼ばれフェースが閉じ気味でインパクトできる
  • 右手こぶしが3個以上見えること
  • 左右それぞれ親指と人差し指のV字が右肩を指していること

ボールの位置は普段より右寄りに

ボールの位置は、いつもより1~3個分右にティーアップするようにしましょう。右に置くとインサイド軌道にしやすくなります。

基本的なボールの位置は左足かかとの直線上になるので、その位置を基準にして右にズラし自分にマッチする位置を見つけましょう。

注意すべきポイントは、右に置きすぎてしまうことです。フェースが開いた状態でインパクトするので、スライスなどミスショットの原因になります。

<ポイント>

  • 普段より1〜3個分右に置く
  • 練習で自分に合う位置を見つける
  • 右に置きすぎるとフェースが開いてしまうので注意する

テークバックはシャットフェースを意識する

ドローボールをマスターするには、軌道に対して開いているフェース面の修正が重要です。
それにはテークバックからバックスイングのトップ迄が先ず大切です。

テークバックでフェース面がずっとボールを向いている様に上げてみましょう。目安はクラブヘッドが腰の高さの時に、前傾している背骨と平行かそれよりも地面を向く様に上げて下さい。左手甲・右掌が地面を向く様な形になる筈です。

その状態をキープしたまま前傾姿勢に対して正しく上半身を回転させていけば、バックスイングのトップで、フェース面が上を向いた形になり、左手首はアドレス時よりも掌側に折れた状態になります。
このフェース面・手首の形になれば、フェース面は開きづらく且つインサイドからクラブが下りやすくなる準備が出来ます。

ここからはそのフェース面・手首をキープしながら、お尻を半時計回りに回転させていき上半身はそのお尻の回転に引っ張られる様に回転していけばクラブはインサイドから下りていきます。

これでもまだ右に曲る時は、左手グリップをストロンググリップに変更する必要があります。

<ポイント>

  • テークバックはフェース面がボールを向いたままあげる様に
  • クラブヘッドが腰の高さで背骨と平行、又はそれよりも地面を向いている
  • トップではフェースは上を向き且つ左手首はアドレス時よりも掌側に折れた状態
  • そのトップのフェース面・左手首をキープしながらお尻を半時計回りに回転させていき、上半身はそのお尻の回転に引っ張られるように回転していけば、クラブはインサイドから、フェース面も開かずに下りてくる
  • 上記を行ってもまだ右に曲る時は、左手グリップをストロンググリップにする

ドローボールはトゥかセンターで打つ

ドライバーのフェース面は平らではなく湾曲しています。フェース面のトゥ側で打つことにより、「ギア効果」が発生しボールに左回転を与え、ドローボールが打ちやすくなります。

ギア効果とは、インパクトでトゥ側に当たることによりフェース面が右を向く現象です。この時にクラブヘッドとボールにはギア=歯車の様な現象が起きます。ヘッドを歯車と見立てて、そのヘッドが右に回転すると、もう1つのボールの歯車は逆の左回転をします。これがギア効果です。

このギア効果は重心がフェース面よりも後ろに無いと効果が少なくなるので、ドライバー・フェアウェイウッドは効果が大きくなりますが、ユーティリティーは効果が減少し、アイアンは殆ど効果は無くなります。

<ポイント>

  • ドライバーのフェース面は湾曲している
  • トゥ側で打つとギア効果が発生し、フック回転を与えやすくなる。

ドローボールの習得ドリル

ドローボールの打ち方は、練習で体に覚えさせて打ちます。
ここでは、ドローボール習得のため動画ドリルを紹介するので、練習にお役立てください。

ストロンググリップを身につける

スライスボールをドローボールにするには、まずストロンググリップを身につけることが重要です。

ストロンググリップをマスターできれば、フェース面が開きづらくなり、捕まえたボールを打ちやすくなります。打ち出し方向が左に行き過ぎる懸念もありますが、スライスをドローボールにするには捕まえたボールを打つ=フェースを開かないで打つことが重要です。

ドローのバックスイングはシャットフェースをキープする

ドローボールを打つにはバックスイングでその体勢を作ることが大切です。

第一前提として、フェース面を開かない、所謂シャットフェースでバックスイングを行いましょう。

その中で上半身を前傾角度に対して正しく回転できれば、しっかりとした捻転が作られ、ドローボールを打ちやすいトップスイングが仕上がります。

最近のドライバーヘッドの大型化傾向だと、シャットフェースの方が相性も良いです。

ドローボールはシャットフェースから振り遅れを生かして体の回転で打つ

シャットフェースのトップスイングが出来れば、そこからお尻・腰の回転を行い、それに引っ張られる様に上半身を回転させていきましょう。
それが出来ればクラブヘッドはインサイド軌道を描き、フェース面・手首を保てばドローボールを打てるインパクトが形成されます。

下記の動画ではアイアンで行っていますが、ドライバーも原理は同じです。違う点があるとすれば、ドライバーの方が更にフェースは開きやすくなるので、ダウンスイング時にアイアンよりも強くフェース面・手首のキープの意識を強く持てば、ボールが左へ曲がるドローボールが手に入ります。

ボールの右サイドを見てインパクト

実際のラウンド時のテクニックとして、打ち出し方向を右に出したい時に、「ボールの右サイドを左目で見てインパクト」を行うと、球が左に行き過ぎるのを防ぐ効果があります。

左がOB・池などの時に打ち出し方向を右に出しやすいテクニックです。
1つの方法として身につけて置くと、安定したティショットにも繋がります。

右手基準でスライスをドローに変えるドリル

ここまでの全てを行ってもドローボールがまだ打てない場合はインパクト前後での腕・手首の使い方を変える必要があります。

スライスをドローボールに変えるには、右手基準でグリップを返すことが必要です。イメージが難しいかも知れませんが、下記の動画で行っている様に右手が回り込むように打つイメージで練習を行ってみましょう。

ドローはインサイド軌道とフェースの向きがポイント!スライス改善効果も

ドローボールは、インサイド軌道でフェース面を閉じ気味にインパクトすれば打てます。スライスが出るゴルファーは、ドローを練習しマスターすればスライスが改善され、大きく飛距離を伸ばせます。

ボールの位置やスタンスなど、ドローが打ちやすいポイントは人それぞれ違います。この記事を参考に、自分にマッチしたドローの打ち方を見つけられるように練習してください。

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この記事を監修したプロゴルファー

Takafumi Azumi

1978年5月 北海道生まれ。
中学1年からゴルフ部に入部。高校3年時に北海道ジュニア選手権準優勝、フジサンケイジュニアクラシック5位タイの成績で私立専修大学にスポーツ推薦枠で入学。卒業後、千葉県のゴルフ場に勤めながら、ツアープロコーチの堀尾研仁氏とコーチ契約を結び、QTやチャレンジツアー(現amebaTV tour)等に出場。

現役を退いてから一般企業で8年程働くが、ゴルフの世界に戻り、現在はレッスン業を営む。感覚を言葉にするレッスン、そして誰もが上手くなれる為に、技術面のみならず、フィジカル面からもスイングにアプローチし、効率の良いスイングを構築していく。

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